Hygge(ヒュッゲ)な暮らしと灯りと時間の過ごし方1
師走に入りあわただしい時期、季節になってきました。
日が沈むのが早くなり、夜をすごす時間が長くなり灯りを付けている時間も長くなってきています。
北欧諸国では昔からHygge(ヒュッゲ)という考え、生活スタイルが根本にあり、
人々の生活の基盤になっていました。
Hygge(ヒュッゲ)とは、時間の過ごし方、心の持ち方を表現する言葉で、
たとえば、ろうそくや間接照明で照らされた自宅で食卓を囲みながら家族、友人と一緒に過ごす時間、コーヒーや紅茶を片手に暖炉のまわりでゆっくり語り合う暮らしなど、
「くつろぎ」、「心地いい」、「ほっこり」などを意味する言葉で、幸せな心の状態が基本にあります。
飾らない自分のまま、好きな人たちとの心安らぐ時間を一緒にいる暮らしこそが、
Hygge(ヒュッゲ)なのです。
そして、Hygge(ヒュッゲ)を作りだす為に大切にされているのが、灯りの使い方です。

< Hygge(ヒュッゲ)な灯りとは >
ただ、部屋を明るくすることよりも、その時々に過ごし方、状況にあった明るさにすることが大切です。
直接的な灯りもよいですが、この場合は柔らかい間接照明などの灯りがよいとされています。
また、大きい器具を天井に1つ取付けるよりも、小さな灯りを複数場所に設置して、色々なシーンにおおじて使い分けていくことがよいと思います。
間接照明だけでは、暗く感じる方もいるかと思いますが、実際やってみると「少し暗いのでは?」と感じるような灯りの方が生活しやすいという人もいます。

< 部屋での使い方を検討してみる >
灯りを設置する空間で、だれがどのように過ごすかをイメージしてみることが大切です。
部屋単位ではなく、部屋の中でもエリアごとに考えてみましょう。
人によっては快適な明るさの感覚が違うので、それぞれにあった灯りの大きさ、灯りの強さ、場所など
具体的に想像してみてもよいと思います。
< 灯りを選ぶ >
オシャレなペンダントライトやテーブルランプ、フロアースタンドなど、好みにおおじて
選んでみて下さい。
ただし、リラックスする灯りと、作業する為の灯りは違うので用途にあった灯り選びが重要です。
特に、子供部屋などは、白っぽい灯りの方が作業効率があがるので、適切な灯りを選びましょう。
< 複数の灯りを組み合わせてみる >
そこに住む人や時間に合わせて、灯りを変えられるように複数の灯りを置くこともよいと思います。
ペンダントライトやテーブルランプを組み合わせたり、イメージの違うフロアースタンドなども
置いたりして、少しメリハリをつけることで、見た目におもしろかったり、快適な暮らしに
なることもあります。
複数の灯りを組み合わせると、1つの部屋であらゆる灯りを楽しめるようになるのでおすすめです。
今回はHygge(ヒュッゲ)とは、Hygge(ヒュッゲ)暮らしと灯りの関わりかたなどを
お話させて頂きました。
次回は、Hygge(ヒュッゲ)な暮らしと灯りと時間の過ごし方パート2をお話しさせて頂きます。
部屋ごとのポイントなどをメインに紹介させて頂きます。 宜しくお願い致します。
『 Lstylehome(エルスタイルホーム) 田中昭夫でした 』
